アンケート結果から読み取る注文住宅購入者談
今回はおうちパレットというサイトにて実施されたアンケートの結果を参考にさせていただきながら注文住宅購入者の実態を見てみたいと思います。
アンケートの詳細が見たい方はこちらからアクセスしてみてください。
調査日:2021年4月23日~4月30日
集計対象:男女3000人
調査機関:アンケートサイト「ボイスノート」
まずこのアンケートの回答者において家を建てた経験のある方は28.5%(855人)になります。
今回はこの855人の方の回答に着目して分析していきます。
次回は家を建てた経験はないけれど将来建てたいと答えた方820人の方の回答に着目した分析を掲載していきます。そちらも併せてご覧いただければと思います。
家の規模はやはり2階建てが一般的という結果でした。
親と同居して実家を建て替えたり、親と共同で2世帯住宅を建てたりという形から若い夫婦が単独で土地を購入し家を建てるケースが増えてきています。
それが影響しているのか家を建てるタイミングで土地も購入しなければいけないという資金的な2重苦が重なり敷地としては気持ち小さな土地を購入し、ゆったりしたリビングや子供の為に部屋数を用意してという話になると、結果として総2階建てという形が一般的になってきているのかなと考えられます。
一方、実家に入り建て替えるケース等、敷地に余裕がある場合は住空間の質を高められる1階建てを選択するケースが多いです。
3階建てを選択するケースとしては敷地が狭いので部屋数を確保するために3階を計画する必要があった場合、たとえば2世帯以上で暮らすケースや1階部分を車庫にするケースがあるかと思いますが木造で3階建ての場合、構造的な制約が強くなるので平面計画で自由がきかなくなったり、予算的に割高になります。
以上の事から考えると2階建てという選択が日本においては予算的にも計画的にもバランスが取れているのかなということになるかと思います。
次に建築費を見ていきましょう。
ここでいう建築費にどこからどこまでが含まれるのかという詳しい条件が記載されていない為あまり参考になるかはわかりませんが7割強のケースが1000万~4000万の範囲であることが分かります。
近年住宅業界でも価格競争が進んだのか広告で1000万円以下の金額を提示したり、一般的な坪単価ではなく㎡単価で価格表示を行う業者など価格を売りにした集客を行うハウスメーカーも増えてきました。我々地場の工務店同士ではそんな金額で家が建つはずがないとよく話しているのですが、実際に見積もりを取ってみたら結局そんなに安くなかったというお客様の話もよく聞きます。
このアンケートでは実際に1000万円以下で建てた方は3%と圧倒的に少なく、2000万円~4000万円で50%超という結果に我々も納得です。
省エネ法等新制度が導入されることで新築住宅に求められる性能基準が高くなっておりますが半面価格競争も進むという矛盾が生じております。地域によって要求される性能は異なる為、住む地域にあった性能の住宅をお手頃に建てられるよう地元を熟知した地場の工務店に是非相談してみてください。
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